映画監督・大島渚、死去

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「愛のコリーダ」「戦場のメリークリスマス」で知られる映画監督の大島渚氏が、肺炎で亡くなりました。80歳でした。映画監督の大島渚さん肺炎で死去という記事になっています。

「愛のコリーダ」「戦場のメリークリスマス」などで知られる映画監督の大島渚(おおしま・なぎさ)さんが15日午後3時25分、肺炎のため神奈川県藤沢市の病院で死去した。80歳。京都市出身。

1996年にロンドンで脳出血に見舞われ、3年間のリハビリを行い、1999年に「御法度」で監督復帰、これが最後の監督作品となりました。

個人的には、大島渚氏というと映画監督というのもそうですが、テレビの討論番組で「バカヤロー!」とやっている姿が、印象深いですかね。

大島渚監督、タブーに挑戦する反骨心によれば、2001年に病状が悪化し、療養とリハビリを続けていたということです。

妻で女優の小山明子(77)から「あとちょっとでお正月。家族みんなそろうから頑張って」と励まされ、「はい」と答えた。ただ数日前に血圧が低下。15日午後2時ごろに危篤状態になった。最後まで意識はあり「頑張って」と呼びかけられ、うなずいたという。

心よりご冥福をお祈りいたします。

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90年10月の大島監督夫妻の結婚30周年を祝うパーティーでは、友人で作家の野坂昭如氏と大立ち回りを演じた。祝辞を読んでもらうはずだった野坂氏のあいさつを大島監督が忘れたことから、野坂氏が殴りかかった。大島監督はマイクで頭をポカポカ殴り返した。「失礼はしたけど、殴ることはないだろう」と憤然と話した。

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小山さんら家族は「人間らしく晩年を送ってもらう」ことにこだわり、延命治療を行わない緩和ケアを選択。大島さんは呼吸が止まったり高熱を発したりと何度も生命の危機に直面したが、持ち前の体力で乗り切った。